06シーズン始動2006/02/12 20:34

 1月のグアムキャンプ、2月の宮崎キャンプも今のところ大きなけが人もなく、2006シーズンの準備も順調に進んでいるようだ。オフに05シーズンの課題だった点を新戦力で補強している。特に期待しているのが、FWのウェズレイとMFの戸田だ。

 ウェズレイは名古屋グランパス在籍中は、いつも要注意のFWとして警戒していた。突破力とキープ力があって、FKもいいものを持っている。前線の起点にはもってこいである。戸田は2002年ワールドカップ時分の印象が強い。ハードな守備が持ち味のイメージがある。いずれも昨シーズンのウィークポイントを埋め合わせるパフォーマンスを持っている。

 これに昨シーズンの体調不良やけがから復帰してきた森崎浩司を加え、昨シーズンからの残留組と合わせるとなかなかおもしろいサッカーができそうである。確実にポテンシャルはアップしているはずだ。3/5の鹿島アントラーズとの開幕戦が待ち遠しい。

アメリカ戦2006/02/12 20:37

 いよいよワールドカップイヤーの日本代表が始動した。1月下旬の宮崎合宿の後、アメリカ合宿、今季初のアメリカ代表戦と消化した。試合は2-3で敗戦。結果は1点差だったが、内容では惨敗だった。

 アメリカチームとのコンディションや試合勘の差はあったものの、前半で既に0-2。内容的にはもっと差がついていた。ジーコ監督がこだわった久保のワントップのシステムに、選手たちが無理に合わせている感じでやりにくそうであった。

 選手交代をした後半からはボールも回り始め、日本のサッカーができ始めた。サンフレッチェから代表初招集された佐藤寿人も出場して期待していたのだが、まだまだ連係面などに課題がありそうだ。

 次戦はホームでのフィンランド代表戦。その後はホームのアジアカップ予選インド戦。選手のコンディションや連係面も上がってくると思うので内容と結果には期待したい。しかし、国内組の新参者にとって、残されたアピールの機会は少ないのだ。

バルサがんばれ!2006/02/12 20:41

 前半戦中盤からの快進撃が嘘のようにバルサの勢いは失速してしまっている。選手のコンディション不良やら相手チームの対策やら主要選手の欠場やらが重なってチーム状態は低下している。昨シーズンもほぼ同じ時期にチームのコンディションが落ちたことがあったが、何とか挽回してリーガ優勝を果たしてくれた。今シーズンも何とか踏ん張ってコンディションを上げていってほしい。

フィンランド戦2006/02/19 20:40

 先日のフィンランド戦、2-0で今年初勝利となった。先週のアメリカ戦とはがらっと変わって立ち上がりから日本がボールを支配していく展開。フィンランドは自陣に引きこもり攻撃意欲はほとんどない。日本もPエリア付近までは攻め込むのだがそこから先はクリアされまくりでシュートに持ち込めない。

 後半になるとボールも回り始め、小笠原から久保が先制。その後は、GKの位置を見て小笠原の超ロングシュートが入り2-0。後半27分から投入された佐藤寿人がこれまた途中出場の駒野のクロスのこぼれ球をシュート。惜しくもクロスバーをたたいた。思わずTVの前で声を出してしまった。残念。

 結局、2-0のまま試合終了で勝利。フィンランドが弱すぎたのかピンチもなかった。その割にはチャンス(決定的なシュート)もあまり多くなかった。応援している佐藤寿人もイマイチ生かされていない。もっといいタイミングでパスが出ればいいのだが…。

 あとは水曜日のインド戦。寿人もここで結果を出さないと代表生き残りは厳しくなる。

バルサ快勝でひと安心2006/02/19 20:42

 背水の陣で迎えたリーガ第24節、バルサはホームのカンプノウでベティスに5-1と快勝した。リーグ戦で連敗していた悪い流れをひとまず断ち切ることができた。ひとまずこれで安心だ。そして水曜日にはチャンピオンズリーグ1/8ファイナルのチェルシー戦がある。

 プレミア首位を独走中のチェルシー相手なので、ベティス戦でも見られた細かい守備面のミスをなくし、アウェーでがんばってもらいたい。勝てば上出来だが、得点の入るドローなら御の字だろう。超最悪でも得点を入れた1点差負けで食い止めておきたい。昨年の借りを返す時がきたのだ。

インド戦2006/02/23 20:42

 昨日のインド戦は6-0で大勝。相手とは力の差が歴然としているので当然とも言える結果だろう。しかし特に前半の内容はあまり良くなかった。圧倒的にボールを支配してゴール前にクロスや縦パスを送るのだが、ことごとく跳ね返されていた。FWの久保は運動量が少なく、巻との連係も良くない。止まってボールを受けることが多いためか、インドDF陣に読まれていた。

 また、相手が弱すぎたためか集中力も低下していて、DFライン付近でパスミスを連発していた。前半の得点はインドのミスに乗じた1点のみ。少なくとも3点は入れて早々に試合を決めてほしかった。

 後半はインドの集中力が切れたようで、日本の得点ラッシュに。Pエリア前でボールがつながり、次々とチャンスの山を築く。インドは手も足も出ないといった状態になった。

 そして後半30分から投入された佐藤寿人である。後半34分には久保のゴールをアシスト。さらにその4分後には後方からの加地のパスをうまく処理して左足でゴール。やった、待望の代表初ゴールだ。寿人らしい素早い反転→抜け出しから放たれた美しいゴールだった。

 今日はゴールラッシュだったので寿人の1ゴールはあまり目立たなかったのが少々残念ではあるが、とりあえず結果は出した。しかし次回はあるのだろうか? 欧州組の招集される2/28アウェーのボスニア・ヘルツェゴビナ戦はひとまずお休みである。3/30のエクアドル戦にはまた招集してほしいものである。

バルサ先勝2006/02/23 20:42

 チャンピオンズリーグ1/8ファイナル第1戦、チェルシーのホーム、スタンフォード・ブリッジに乗り込んだバルサ。スタジアムのピッチは、パスサッカーを得意とするバルサには圧倒的不利になるほど最悪の状態であったと聞く。しかし、そんな逆境にもめげずバルサは1-2と勝利した。ピッチコンディションは最悪でも、チームとして団結していい結果を残すことができた。

 しかし油断は禁物。まだ第2戦が残っている。今回でアウェーゴール2点を奪い、次回はバルセロナのカンプノウ・スタジアムなので、かなりバルサが有利なのは間違いないのだが、相手はチェルシーだ。気を緩めることなく試合終了まで戦ってほしい。そうすればきっといい結果が得られるだろう。楽しみだ。

2次キャンプ終了2006/02/25 12:25

 1月のグアムキャンプ、2月の宮崎キャンプも金曜日で終了。チームは広島に戻ってきた。選手達はいくつかのイベントに参加して、いよいよ来週の日曜日にJ1リーグの開幕戦を迎える。

 キャンプ期間中、練習試合の戦績は1勝3分け2敗。1勝は打ちあげ前の最終試合、J2札幌からあげたものだ。サイド攻撃に依存していてそれ以外の選択肢があまりなかった昨シーズンの課題を修正していくために、新しい布陣にトライするなど、なかなか選手同士の連係が難しかったようだ。

 しかし、札幌戦でようやく形が見えつつあるようでほっと一安心。昨シーズンに機能した布陣に加え、新しいオプションが機能していけばいいな。