オーストラリア戦後2006/06/17 23:40

 「カイザースラウテルンの悲劇」と言うべきか、日本のワールドカップ第1戦は1-3で惨敗。当分書く気にはならなかったのだが、クロアチアとの第2戦を前に、そろそろ書かねばなるまい。今さら言っても仕方がないが、オーストラリア戦の日本の戦いぶりにはがっかりした。シュートを打てる場面でパスしたり、前線で小細工したあげく相手DFに止められたり、特に後半はフラストレーションのたまる展開であった。

 そして、批判の集まっているジーコ監督の選手交代。これまでも、なかなか動かない人だと思っていたが、時間の経過と共に交代のタイミングをどんどん逸しているような気がした。対戦相手の監督があのヒディンクだったので、余計にそう感じたのかもしれない。ベンチに入った選手も含め、登録した23人全員で、90分間を戦い抜く戦術というか、ゲームプランみたいなものがほしい。試合終盤、バテバテの日本選手を次々とかわしてボールをつなぐオーストラリアの交代選手が、憎たらしくもまぶしく見えたぐらいだ。ゴール前で駒野を振り切ってアロイージの決めた3点目などは、目を覆いたくなるような光景だった。

 しかし、まだあきらめてはいけない。ドイツで調整中の日本代表を信じて、次のクロアチア戦では気持ちを切り替えて応援しよう。もちろん勝ってほしいが、何より選手の持っている力を100%発揮してほしい。

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