J2第4節・サンフレッチェ広島vs水戸ホーリーホック △(2:2)2008/03/23 23:52

最後まで、よくあきらめずに戦った!

 前(第3)節、アウェーの湘南戦で勝利を収め、唯一の開幕3連勝となったサンフレッチェがJ2の首位となった。風雨の環境をよく考えてのゲーム運びもさえ、盤石の勝利ではなかったかと思う。そして迎えたホームの水戸戦。試合前にペトロビッチ監督が言っていた「これまでで一番厳しい試合」になった。

 強い雨が降っていたのはしょうがないとして、審判の判定がいつもの基準から少し違っていたように見えた。これもしょうがないとして、1枚イエローカードを受けていた高萩が、2枚目のイエローカードをもらって退場。前半で数的不利になってしまった。いつもと審判の様子が違うことは分かっていたはずなのに、不用意にファールをしたことは軽率だった。

 これで当初のゲームプランは崩れた。残り50分を数的不利で戦わなければならないのは苦しい。そして、メンバーチェンジをして迎えた後半、水戸に押し込まれてシュートブロックしたストヤノフがハンドで退場。PKをとられた。そのまま決められて0-1に。9人対11人の数的不利だ。やばい状況になった。

 しかし、サンフレッチェの選手達はあきらめることなく、カウンターから最後は久保が同点ゴールをたたき込んだ。この時のスタジアムの盛り上がりはすごかった。ホーム開幕戦の3つのどのゴールよりもすごかったと思う。しかし、歓喜はずっと続くことなく、その後も水戸に押し込まれる展開。苦しい。

 そして後半30分、水戸の攻撃を何とかしのいでいたが失点。1-2に。残り時間も少ないし、ますます苦しくなった。それでも選手達はあきらめることなくよく戦った。相手よりも2人少ないのによく走った。ロスタイムは4分。3分も過ぎて「もうだめか」と思ったCKから、森脇が同点ゴーーール!2-2に追いついた。すぐに試合終了。

 震えた。しばらく震えが止まらなかったが、苦しい状況でも選手達は最後まであきらめずに、よく戦った。試合終了後の選手達への声援は、すごかった。確かに、ここで一緒に応援していると、そういう気持ちになった。ゲーム運びに反省点はあるが、この気持ちを持ち続けていれば、きっとJ1に復帰できると思う。

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