シーズン終了2006/12/09 18:45

 先週末行われたJ1リーグ最終第34節はアウェーの清水エスパルス戦。3-0で完敗した。チームの核となる選手を何人も欠き、途中でDFの要・戸田も退場してしまってしょうがない面もある。しかし、これで日本平スタジアムで10年間勝ち星なしという不名誉な記録も継続してしまった。来シーズンはぜひともジンクスを打ち破ってほしい。

 今シーズンのリーグ成績は、13勝6分け15敗、勝ち点45の10位であった。来シーズンはJ2降格を気にせず、もっと上位でのびのびと戦ってほしい。選手層を厚くして、今のサッカーの完成度を高めていけば、十二分に可能性はあるだろう。期待している。

 天皇杯は第5回戦。ガンバ大阪との対戦だったが、延長までもつれ込んだ末、2-4で敗戦。これで今シーズンの全日程は終了した。試合の方は、チームの主軸選手や控えの選手も代表やけがで使えない状況でよく健闘した。選手には、しっかりと休養を取ってもらい、来シーズンいいスタートを切ってもらいたいと思う。

チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント進出決定!2006/12/09 18:46

 勝たないとCL予選リーグで敗退という悪夢を振り払って、バルサがブレーメンに2-0勝ち。さすがはバルサ。ホームのカンプ・ノウでは本当に強い。よもや負けるとは思わなかったが、ドローでもNGだったので、勝って本当によかった。復調してきたロナウジーニョやチームになじんできたグジョンセンなど、他の主力選手も調子を上げてきて、本来の実力を発揮し始めたことがうれしい。

 これで、予選リーグを2位通過。強豪ぞろいとなった決勝トーナメントの組み合わせも楽しみである。リーグ戦の方は、現在上位は混戦となっているものの、バルサはいまだ首位をキープしている。順次けが人が戻って来る1月、2月まで首位争いをしていれば、リーグ戦の3連覇も見えてきそうだ。間もなく始まるクラブW杯でも世界一となってほしい。

クラブW杯初戦2006/12/16 12:37

 ヨーロッパ代表としてクラブW杯のため来日したバルサ。初戦は北中米・カリブ代表のクラブ・アメリカとの準決勝に臨んだ。試合の方は、過密日程で時差ぼけなどのコンディションが心配されたが、結局4-0でバルサが圧勝した。随所にバルサらしいスペクタクルなプレーを見せつけながらの勝利であった。

 対戦相手のクラブ・アメリカのコンディションが悪かったのか、実力差なのか、試合を見た限りでは相当差があった。アメリカが激しくプレスをかけてこなかったこともあって、バルサは圧倒的にボールを支配。バルサの方もゆったりと試合に入って、時折ペースを上げていく展開となった。

 1タッチのパスがつながり、グジョンセンが先制した後も試合展開は変わらず、バルサが主導権を握り続けた。CKからマルケスのヘッドで2-0。その後、前半終了。後半もバルサがボールを支配して、時折アメリカがカウンターで応戦する展開。時間の経過と共にアメリカの足も止まって、さらにバルサ優位の試合となった。

 3点目はデコのヒールパスからジュリのシュートのこぼれ球をロナウジーニョがゴール。4点目はデコとロナウジーニョのパス交換から、デコのミドルシュートで素晴らしいコールが生まれた。ロナウジーニョの幻の5点目はクロスバーに阻まれたが、試合を通してバルサのスペクタクルな攻撃が見られて楽しかった。これにエトーとメッシがいたらどうなったのだろうか?

 決勝は、南米代表のインテルナシオナルとの対戦。日曜日が楽しみである。

クラブW杯決勝2006/12/17 22:58

 何とバルサが負けてしまった。よもや負けるはずはないと思っていたが、とても残念だ。立ち上がりからいまいち運動量がないなと思っていたが、ゲームが進んでも一向に改善の兆しが見えず。PKも取ってもらえなかったし、相手(インテルナシオナル)によく研究もされていた。今シーズン序盤、悪い時のバルサの戦いを見ているようだった。

 それにしてもインテルナシオナルは勝負強かった。 ほとんどチャンスもなかったのに、バルサのミス連発に乗じたカウンターからの一発に沈められてしまった。プレスもよく効いていたし、それが時間の経過と共に落ちることはなかった。

 はるばる遠く日本まで来て無冠で帰るのは悔しいが、負けたものはしょうがない。06-07シーズンの欧州チャンピオンズ・リーグ(CL)を連覇して、また来年チャレンジしてほしい。