クラブW杯初戦2006/12/16 12:37

 ヨーロッパ代表としてクラブW杯のため来日したバルサ。初戦は北中米・カリブ代表のクラブ・アメリカとの準決勝に臨んだ。試合の方は、過密日程で時差ぼけなどのコンディションが心配されたが、結局4-0でバルサが圧勝した。随所にバルサらしいスペクタクルなプレーを見せつけながらの勝利であった。

 対戦相手のクラブ・アメリカのコンディションが悪かったのか、実力差なのか、試合を見た限りでは相当差があった。アメリカが激しくプレスをかけてこなかったこともあって、バルサは圧倒的にボールを支配。バルサの方もゆったりと試合に入って、時折ペースを上げていく展開となった。

 1タッチのパスがつながり、グジョンセンが先制した後も試合展開は変わらず、バルサが主導権を握り続けた。CKからマルケスのヘッドで2-0。その後、前半終了。後半もバルサがボールを支配して、時折アメリカがカウンターで応戦する展開。時間の経過と共にアメリカの足も止まって、さらにバルサ優位の試合となった。

 3点目はデコのヒールパスからジュリのシュートのこぼれ球をロナウジーニョがゴール。4点目はデコとロナウジーニョのパス交換から、デコのミドルシュートで素晴らしいコールが生まれた。ロナウジーニョの幻の5点目はクロスバーに阻まれたが、試合を通してバルサのスペクタクルな攻撃が見られて楽しかった。これにエトーとメッシがいたらどうなったのだろうか?

 決勝は、南米代表のインテルナシオナルとの対戦。日曜日が楽しみである。