ワールドカップ終戦2006/06/24 23:50

 日本のワールドカップ・ドイツ大会が終了した。世界王者ブラジル相手に2点差以上の勝利が要求される第3戦では、前半に玉田のゴールで先制したものの、前半ロスタイムと後半に失点を重ね、1-4で惨敗した。この結果、日本はF組で最下位の4位となり予選敗退が決定。目標だった決勝トーナメント進出はならなかった。

 試合前から「あきらめるのは早い」と言っていたものの、その確率はかなり低いことも承知していた。しかし、実際に結果が出てみると本当に悔しい。「悔しい」の一言だけでは表現ができそうにないぐらいだ。年々日本代表に対する思い入れも強くなっているだけに、余計にそう感じるのかもしれない。ブラジル戦の後半では、ブラジルの選手に次々と鼻先でボールを回され、本当に屈辱的な思いだった。

 敗因は色々言われているが、やはり自力の差というか力不足なんだろう。玉際の強さやフィジカル面で優位に立てず、メンタル面も、もろかった。それをチームワークでカバーできれば良かったのだが、大会前からチームが1つにまとまってないような感じがした。残念である。

 なかなか受け入れ難いが、良くない結果を正面から受け入れて、次に向けてチームを強化していってほしい。次の大会は2010年の南アフリカ大会である。アジア勢の惨敗でアジア地区の本大会出場枠削減は避けられそうにない。加えてオセアニア地区からオーストラリアも加入することで、アジア地区予選の突破も相当に厳しくなりそうだ。

 まずは本大会への出場権獲得を目指さないといけないが、日本サッカー全体のレベルの引き上げも必要となる。若い世代の育成やJリーグの強化などは専門家に任せるとして、自分は引き続き日本代表チームを熱く応援していくぞ!