サンフレッチェ広島vsジュビロ磐田 ○(2:1)2006/08/31 18:48

 前節アウェーの鹿島戦で2-0と勝利。いい流れでホームに帰ってきたなと思っていても、これまではふがいない戦いでホームでは裏切られ続けてきた。しかし、今日は試合前から勝つ予感があった。前回のホーム初勝利の時(GWの福岡戦)と似たような感じである。この「勝つ予感」、意外と当たるのである。

 試合の方は、前半立ち上がりからジュビロが押し込んできて、FW前田のシュートがクロスバーに当たるなど危ない時間帯があった。しかし、それを無失点に抑えると試合は次第に膠着状態に突入。前半は0-0のまま終了した。ここのところの試合(ホーム限定)と比較すると、まずまずの試合内容か。

 後半は立ち上がりから徐々にサンフレッチェのペースになり、ついに後半6分、佐藤寿人が青山の上げたロングボールに走り込んでGK川口をかわし、ゴール。寿人らしい抜け目のないゴールであった。素晴らしい。つまらないミスで失点することなく、うまく先制することができた。良かった。

 その後しばらくはサンフレッチェが主導権を握り、中盤を制圧していた。DFライン裏を狙ったボールや、ポスト役のFWに当てるくさびのボールにも守備陣が良く反応して、素早く攻撃態勢を作って攻めていた。回数と時間限定ではあるが、ボールと人が連動して良く動く、見ていて楽しい場面も見ることができた。こんな楽しい気分になったのは久しぶりだ。

 しかし徐々にジュビロも盛り返し、互角の展開に。そんな中、後半36分。ジュビロ守備陣の気の緩みか、相手陣内でウェズレイがボールを奪い取りゴールに向けてドリブル。Pエリア手前で右サイドを駆け上がっていた寿人にパスしてそのままゴール。2-0になった。嫌な流れになりかけていた時だけに価値あるゴールだった。

 ロスタイム。勝利を意識したのか動きが悪くなったところをジュビロにつけ込まれて失点してしまったが、見事2-1で勝利。価値あるホーム2勝目をあげることができた。我らがホームスタジアム・広島ビッグアーチで勝ち点3をゲットできて気分がいい。これからどんどん勝ち星を積み重ねていってほしいものだ。