アジアカップ最終予選・イエメン戦2006/08/16 23:53

 新チーム初の公式戦。前回のトリニダード・トバゴ戦と違い、ホームでの勝ち点3が求められる試合である。イエメンと言えば、中東のサッカー小国のイメージがある。しかしだからと言って楽勝できる相手ではないのも分かっている。しかしここは日本のホーム。今日の試合は絶対に勝ち点3をゲットせねばならないのだ。

 今日の試合には、前回出場できなかったジェフ千葉とガンバ大阪の選手も招集されている。国際Aマッチデーではないため欧州組は招集できなかったが、国内組は一応ベストメンバーと言える顔ぶれだ。新しく招集されたメンバーは、ジェフから巻、阿部、羽生、佐藤勇人、ガンバから遠藤と加地。いずれもリーグ戦で活躍している選手たちだ。

 試合は、予想通りイエメンが自陣に引きこもり、ほとんど攻撃の意志を見せない。日本が圧倒的にボールを支配するものの、ゴールが割れない嫌な展開が続いた。暑さのためか「人もボールも動くサッカー」ができず、じりじりする展開だ。度重なるイエメンの選手の時間稼ぎには、いらいらした。0-0で前半終了。

 後半は選手交代からやや動きが出てきたが、フィニッシュに至らず。惜しいシーンが何度もあった。セットプレーも生かせずいらいらしていたら、CKから阿部がゴール。待望の先制点が入った。1-0に。その後も日本は圧倒的にボールを支配しながら攻め立てるが、ゴールは入らない。イエメンの選手も「1-0ならホームで挽回できるかも?」と思ったような時間稼ぎをしてくる。

 一足先に投入された佐藤勇人と寿人の双子が並んでピッチに立った。と思っていた後半ロスタイム。寿人がCKのこぼれ球を押し込んで2-0に。やったー。やっぱりあんたはすごい!さすがはJ1日本人得点ランクトップだけある。試合は2-0で終了。勝ち点3は死守。しかしアドバンテージは2点止まりだった。最低限の仕事はした。あとは9月3日、6日のアウェー中東2連戦が待っている。ここが踏ん張りどころだな。

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