今シーズン初勝利!2006/05/07 11:14

 アウェーの大宮戦でサンフレッチェ広島は今シーズン初勝利をあげた。旅先だったのでテレビの速報番組で知ったのだが、やはり格別に嬉しいものだ。昨年から公式戦の勝利がなかったので、余計に感じる。これでJ1の順位は17位に浮上。最下位を脱出した。

 リーグ戦はワールドカップ開催のため、残り1試合で中断期間に入る。次はホームの福岡戦。現在下位に低迷しているチーム同士の対戦だ。この1勝は勝ち点3ではなく、勝ち点6の価値があるかもしれない。すっきり勝ってワールドカップを迎えたい。

サンフレッチェ広島vsアビスパ福岡 ○(1:0)2006/05/07 12:55

 対馬ツーリングを無事終えてゆっくりする間もなく、既に試合の始まっている広島ビッグアーチに向かう。雨の中をバイクでがんばって走り、何とか18時前に帰宅したので、後半の残り15分ぐらいは観戦できるだろう。テレビで確認すると前半終了時点で0-0。これなら今日はいけそうだ。終盤に何か点の入りそうな予感がする。

 ビッグアーチは雨。後半26分過ぎにスタジアム着。来場ポイントも先着プレゼントも締め切っていた。まあ、そんなことはいい。いつものシートに腰を下ろす。今日の入場者数は雨にもかかわらず12,466人。けっこう埋まっている。ハーフタイムで締め切られた数なので、これに自分1人を加えて12,467人は入っているはずだ。

 試合は後半30分で依然0-0のまま。福岡がボールを支配して、サンフレッチェがしのぐ展開。何度も危ないシーンがあったが、GK下田を中心とした守備陣が踏ん張る。隣に座っていた福岡サポーターのおっちゃんが、福岡がチャンスをつぶす度に悔しがっていた。反対にこっちは安堵していた。

 そして迎えた後半42分、センターサークル付近でボールを持った高柳がドリブルでエリアに進入。その直前にDFに倒され、PKかと思ったがエリア直前でFKをゲット。勇気のある、なかなかいいプレーだ。ボールの前には、ベットと駒野。距離も近いし、森崎浩司は交代したのでどうかなと思っていたら、駒野が蹴った。崩れかかった壁の間を抜けてグラウンダーの強烈シュート。見事にゴールネットを揺らし、サンフレッチェが先制。1-0に。

 それにしても駒野、あんたはえらい。ゴールの瞬間はスタジアムが歓喜に包まれた。自分も一緒になって叫んだ。疲れていたのに見に行った甲斐があった。サポーターの応援にも力が入り、スタジアム全体が盛り上がってきた。この流れは勝ちパターンだ。その後も長いロスタイムをしのぎ切り、試合終了。サンフレッチェは1-0でホーム初勝利をあげた。やはりホームゲームでの勝利は格別だ。

 いやはや、素晴らしい連休後半となった。3日の大宮アルディージャ戦で今季初勝利をあげ、6日のアビスパ福岡戦でホーム初勝利と連勝。勝つことがこんなにうれしいものとは思わなかった。やっているサッカーは、ゴール前を大人数で固めて少ないチャンスをカウンターでうかがう作戦。はっきり言って面白くないが、背に腹は代えられない。結果重視のサッカーである。絶対にもうJ2に降格してはいけない。気分のいい連休後半だ。

リーガ第36節、エスパニョールとのカンプノウ最終戦も勝利2006/05/07 21:29

 リーガ第36節の対戦相手は、同じバルセロナのエスパニョール。バルセロナ・ダービーになる。優勝の決まったカンプノウの最終戦。リーガの優勝カップお披露目もされる。そんなバルサを応援しようと詰めかけた観客は87,952人。今シーズンでリーガ2番目の入りであったらしい。

 試合は前半18分、エトーの突破からオウンゴールでバルサが先制。さらに後半6分には、ラーションのシュートのこぼれ球をロナウジーニョが押し込み2点目。もうこれで試合は決まった。あとは今シーズン限りでバルサを退団するガブリとラーションへのはなむけ。ガブリがシャビと交代してピッチに入り、ラーションがエスケーロと交代してピッチを後にした。温かい拍手と共に。ありがとう、ガブリとラーション。

 GKジョルケラの活躍もあり、2-0で試合終了。試合後はキャプテンのプジョルに優勝カップが渡され、カンプノウに詰めかけたバルセロニスタに優勝の報告をした。2年連続で見ることができた、いい光景だ。昨年のような大はしゃぎの雰囲気がないのは、2度目であることと、チャンピオンズの決勝を控えてるせいか。さらに大きな歓喜は10日後に訪れてほしい。

 日曜日は恒例の優勝記念パレードで選手達を乗せたバルサ・バスがバルセロナ市内を縦断したようだ。昨年は100万人の人出があったというから、今年もすごかったのだろう。優勝パレード、バルセロナ滞在中によく歩いたグラシア通りから生で見たかったな。