クラシコは1-1のドロー2006/04/02 15:03

 リーガ第31節は年に1度のお祭り、カンプノウ・クラシコ(バルサのホームゲーム)である。11月のベルナベウ・クラシコ(レアルのホームゲーム)は0-3でバルサの圧勝。ロナウジーニョが切れまくりで、応対したDFセルヒオ・ラモスを子ども扱いにした。3点目が入った時には、素晴らしいプレーをしたロナウジーニョに対し、敵地にも関わらずレアルサポーターから拍手が沸き起こったほどだ。

 今回のクラシコも満席。カンプノウが9万人以上のバルセロニスタで埋まっている様は圧巻である。選手入場の際に流れるイムノ(応援歌)に合わせて観客が立ち上がり、青色、赤色、黄色のポスターを掲げると、鳥肌が立つほどの感動を覚える。今回のメッセージはカタルーニャ語で「SEMPRE BARCA!(いつもバルサ!)」。9万枚のポスターが配られた模様だ。すごい。盛り上がった選手紹介も終わり、場内の雰囲気は最高潮に達した。

 しかし、結果は1-1のドロー。バルセロニスタの期待を裏切る結果となった。前半立ち上がりからバルサが優勢に試合を進め、20分にエリアに進入したファン・ボメルをロベルト・カルロスが倒しPK。これをロナウジーニョが決めて1-0。その後、ロベルト・カルロスが審判への異議で一発レッドカードを受け退場。11人対10人の戦いになってしまった。

 その後もボールを支配するバルサも決定機を外しまくって、嫌な雰囲気になっていった。10人になったレアルが不利なはずだが、11人のバルサもうまく数的優位を利用できていない。そうこうしていたらDF裏に走り込んだロナウドがゴール。レアルが1-1に追いついた。嫌な予感的中だ。さらにDFモッタが負傷退場。けが人続出で層の薄くなったDF陣は苦しくなった。

 後半は、よりバルサが攻勢をかけるがチャンスを生かせない。そのままじりじりと時間が過ぎ、試合終了のホイッスルが鳴った。バルサの決定機もかなりあったので惜しいドローであった。2位相手の引き分けなのでリーグ優勝へは確実に近づいたが、気分はすぐれない。水曜日のCLホームのベンフィカ戦では、このモヤモヤとした嫌な流れを払拭して、すっきり勝ってほしいものだ。

やばい、第6節もドロー2006/04/02 17:18

 J1リーグ第6節のアルビレックス新潟戦は、1-1のドロー。これでリーグ戦6試合を消化して、3分3敗の勝ち点3。依然として今シーズンは勝っていない。J1では開幕以来未勝利のチームはサンフレッチェ広島とアビスパ福岡のみ。最下位のセレッソ大阪と勝ち点で並んでおり、得失点差で辛うじて17位をキープしている。もちろんJ2降格圏内である。

 今日の対戦相手は主力を何人か欠いている新潟である。チームの置かれている状況から必勝のはずだったが、残念な結果に終わった。アウェーでTV中継もなかったので詳しくはわからないが、今日も相手に先制点を許している。終了間際のPKで追いついたが、依然としてフラストレーションのたまる状況が続く。

バルサ、CL1/4ファイナル突破で1/2ファイナルへ2006/04/08 01:16

 バルサはCL(チャンピオンズリーグ)1/4ファイナル第2戦でポルトガルのベンフィカを2-0で破り、2戦合計2-0で1/2ファイナル(準決勝)に進出した。前半19分にロナウジーニョ、後半89分にエトーのゴールであった。試合は見ることが出来なかったのだが、どうやらかなり苦戦したようである。

 しかし、そんなことはどうでもよい。準決勝でもバルサのスペクタクルなサッカーが見られるのだ。そして準決勝の相手はイタリア・セリエAの名門ACミランである。これまでにも数々の栄冠を手にしてきたヨーロッパ屈指のビッグクラブ。格式ではバルサと肩を並べると言ってよい。今シーズンのセリエAリーグ戦ではややもたついているものの、毎年CLの上位に進出してくる強豪である。ちなみに昨年はCL決勝で惜しくもリバプールに敗れている。

 ACミランと言えば、シェフチェンコ、インザーギ、カカ、ジラルディーノ、ピルロ、…。バルサにも引けを取らないタレント軍団だ。守備的なチームの多いセリエAにあっても攻撃的なサッカーをしているらしい。(セリエAはほとんど見たことがないのでよくはわからないが…)バルサ対ミランは「事実上の決勝戦」とも言える黄金カードである。出来ることならカンプノウで応援したいものだ。

 次戦はACミランのホーム、サンシーロでのアウェー戦となる。まずは1点でも2点でもゴールを決めたいところだ。

第7節、また1-3完敗!!2006/04/08 18:59

 J1第7節の川崎フロンターレ戦は1-3でサンフレッチェ広島の完敗。ここまで開幕からリーグ戦が3分4敗。勝ち点はたったの3である。ナビスコカップ第1戦も負けているのでトータル3分5敗となる。これで開幕から未勝利なのはアビスパ福岡とサンフレッチェ広島の2チームだけになってしまった。特にホームでは開幕から4連敗中。毎試合スタジアムに行って応援しているが、ここまで結果が出ないと悔しいやら情けないやら、応援している身としては辛いものがある。

 今日のゲーム。前半から何かふわふわした感じで、前半3分にはMF中村憲剛がするするとドリブルでPエリアまで進入し、シンプルにクロス。FW黒津に決められて0-1。そして前半13分にはMF谷口に決められて0-2に。これでかなり勝つ確率が低くなったなと思っていたら、前半20分Pエリア付近で川崎にボールを回され、FW黒津のオーバーヘッドキックで0-3に。あれよあれよと言う間に20分で3失点。これで勝つ確率は限りなく低くなった。正直帰りたくなった。

 その後は川崎が無理をしなくなったのでサンフレッチェがボールを持てる展開になり、いい流れのまま前半31分には森崎浩司が直接FKを決めて1-3。その後も川崎は無理をせず守備をメインに時折カウンターを仕掛けてくる。サンフレッチェは川崎ゴール前まで迫るものの、DFにはじき返されたり、シュートが枠を外れたり、GKに止められたりでゴールネットは揺れない。

 後半も似たような展開が続く。チャンスは作るのだが、アドバンテージのある川崎がうまく試合を運んでいった。そのまま1-3で試合終了。今日のサンフレッチェの布陣は新しい形。しかし連係は今ひとつで、特に前半立ち上がりはひどかった。これからサンフレッチェはどうなるのだろうか。J1に残留できるのだろうか。心配だ。

第8節は3-0完敗、ついに最下位2006/04/16 17:13

 J1リーグ第8節のジュビロ磐田戦は、3-0の完敗。これでリーグ戦8試合を消化して3分5敗。勝ち点はたったの3である。依然として開幕から勝ちがない。これまで得失点差で辛うじて17位をキープしていたものの、今節セレッソ大阪が引き分けたので、ついに単独最下位になった。

 今日も前半開始早々20秒に失点。立ち上がりの失点癖はどうにかならないものか。あれでチームの勢いは地に落ちてしまう。応援する気も失せてしまう。その後も磐田の勢いに押されて押し込まれ、前半19分にまたしても失点。ペナルティエリア前でのボールを持った選手へのチェックに問題がある。第7節川崎戦の失点を再現しているようだった。

 後半開始からしばらくサンフレッチェが押し込んだ展開が続いたものの長くは続かず、後半ロスタイムに試合を決めるだめ押しの失点。結局、3-0でジュビロ磐田に完敗した。今日はゴール前の惜しいチャンスもなかった。相当深刻である。次節はホームに17位のセレッソ大阪を迎える。嬉しくも何ともない最下位決定戦だ。しかし勝ちたい。

CLは佳境に、いよいよ1/2ファイナル(準決勝)2006/04/17 23:48

 今晩(現地時間で明朝)、楽しみにしていたCL(チャンピオンズリーグ)1/2ファイナル(準決勝)第1戦が開催される。対戦カードは、もちろんACミラン×FCバルセロナ。ミランのホーム・サンシーロでのアウェーゲームだ。バルサに決勝進出してほしいが、ミランも経験豊富でしたたかである。こんな試合、TVでも観戦したいが、あいにくスカパー!とは契約していない。残念。。

 さて、第1戦はどんな試合になるのだろうか?アウェーということを考えればドローでもOK。ぜひともゴールを奪ってのドロー以上に持っていきたい。1-1か2-2ならかなり嬉しい。最悪、2-1負けまでならカンプノウでの第2戦で逆転する可能性は高くなる。かなり厳しい試合になることは間違いないだろうが。水曜日の朝、UEFAのHPで試合速報を見るのが楽しみである。

監督交代2006/04/18 22:11

 ついにサンフレッチェの監督が交代した。小野監督が成績不振の責任を取った形で辞任し、望月GKコーチが新監督に就任。6月のワールドカップによる中断期間までの暫定指揮となる模様だ。

 開幕からこれまでの成績を見れば当然と言えば当然で、もう時間の問題じゃないかと思っていたが、正式に発表されると一抹の寂しさがある。サンフレッチェの試合を頻繁に見に行くようになったのがJ2を戦った2003シーズン。それから3シーズンもの間、小野監督&チームのみんなと一緒に戦ってきた感じだ。一番印象に残っているのはJ2シーズンでJ1復帰が決まった試合。優勝が決まったように嬉しかったことを憶えている。

 しかし、そんな感傷に浸っている暇はない。リーグ戦はまだまだ続くのだ。ここから心機一転、急上昇して連勝街道を駆け上がっていってほしい。

CL準決勝第1戦は、バルサの先勝2006/04/19 22:09

 ACミランのホーム、サン・シーロで行われたチャンピオンズリーグ第1戦は0-1でバルサの勝利。後半、ロナウジーニョのスルーパスを受けたジュリが豪快にたたき込んだらしい。まだ何も決まってはいないが、やはり嬉しいものだ。ちなみにヨーロッパ戦において、バルサが難攻不落のサン・シーロで勝利したのは46年ぶりらしい。かなりの快挙達成だったのだ。

 ドローでも御の字だったが、アウェーゴールを1つ奪っての零封勝利。最少得点であるが、第2戦のバルサ優位はより強くなった。何せ満員のカンプノウでのゲームである。9万8千人以上の観客のほぼ全員がバルサの応援をするスタジアム。ホームアドバンテージを存分に生かして、すっきり勝利してほしいものだ。

第9節、寿人の先制ゴールだったが…2006/04/22 20:25

 監督交代後初の試合、奇しくも対戦相手は同じく監督交代後最初の試合となったセレッソ大阪だった。両チームとも今シーズンは開幕から不調で、現在セレッソが17位でサンフレッチェが最下位の18位。J2降格争いをしている2チームの戦いになる。言いたくはないが最下位決定戦だ。

 今日はキックオフには間に合わず、前半10分ごろ「マイ・シート」に到着。「試合経過はどうかいな?」と電光掲示板を見てみると、1min佐藤とあった。なんと前半開始9秒に佐藤寿人が先制ゴールを決めていた。嬉しかったが見逃した。スタンドのサポーター達とゴール直後の歓喜の雰囲気を一緒に味わいたかった。

 新しい監督によるサッカー、今日は3-4-3の布陣。DFは左から盛田、小村、吉弘、MFは左に服部、右に駒野、中央2人が戸田とベット、FWはウェズレイ、上野、佐藤寿人。守備的な選手が多いところを見ると、ゴール前を固めてカウンター一発狙いの戦術であろうか。盛田はFWからDFに転向した後、初めて実戦で見る。さて、元FWはどんなプレーをするのか。

 先制後はサンフレッチェの前に行く圧力が弱くなり、セレッソがボールを支配。そしてサンフレッチェがゴール前でクリアする展開。サンフレッチェのDFもなかなか上がれず、中盤にスペースがある。両サイドもDFラインに吸収されて5バックの時が多い。カウンターの機会が巡ってきても、攻守の切り替えが遅く、前線の人数がそろわず迫力がない。

 サンフレッチェはシュートも打てず、パスミスも多い。プレーも消極的だ。後半開始直後、セレッソが圧力をかけてゴール前に飛び込んでくる。後半5分にはペナルティエリアに進入された選手を捕まえきれず、失点。。1-1の振り出しに戻る。その後はサンフレッチェもウェズレイのシュートも出始めて少しリズムが良くなりかけたが、ミスが多く消極的なプレーでチャンスをつぶしていた。セレッソの方もいまいちで、そのままスコアは動かず1-1で試合終了。

 これで開幕から9試合勝ちなし。4分け5敗の勝ち点4で依然最下位を低迷中。今日の試合を見た限り、トンネルの出口はまだまだ先にあるようだ。1回勝てればいいのだが。。今は華麗なパス回しなどいらないから、シンプルに効率よく得点できればいい。

カップ戦も勝てず。。2006/04/28 21:34

 またかと言うべきか、前半早々の失点だけは何とかならないものか。あれで応援する気も一気に失せてくるのだ。今日も前半2分にサイドを突破され失点。その後も完全にジェフ千葉に中盤を制圧されて、ジェフにされたい放題。プレスはかからずボールは奪えないし、サイドは突破され放題。見ていて本当に悔しい限りだ。その後も着実?に失点を重ね、前半終了までに4失点を喫した。

 ほとんどボールも持てないし、シュートも打てない。ストレスのたまる前半であった。おまけに雨足が強まってきていて、雨中の試合観戦は寒いのだ。ハーフタイムには正直、帰ろうかと思ったほどだ。しかし、そこで帰らないのがサポーターの端くれ。後半も気を取り直して応援することにした。

後半はメンバーも交代して心機一転したのか、サンフレッチェのボールが回り始める。いい時間帯が続き、千葉の選手が一発レッドで退場。その後すぐにCKからFWからDFに転向した盛田がゴール。1-4に。相変わらず雨が降り続いているが、急に元気が出てきた。やっぱりゴールはいい。

 その後も数的不利のためか無理をせず攻める気のない千葉相手にサンフレッチェは攻め続ける。最初からそうすれば良かったのにと思うのだが、やっている方はそうはいかないらしい。後半16分には、森崎浩司のゴールで2-4に。まだまだ攻めろと思っていたら、後半41分にDF盛田がこの日2点目となるゴール。3-4となった。あと2点と思っていたが、あえなく試合終了。また敗戦。勝てないな。

 今日の試合、前半はひどかったが、後半は見ていてなかなか面白かった。最初から後半の気持ちで試合をしてくれれればいいのになと思う。