最下位相手に大敗…2006/10/22 17:20

 恐れていたことが起こった。第28節アウェーのセレッソ大阪戦は2-4で敗戦。おまけに4失点の大敗である。残留を争っている下位3チーム相手なので絶対に負けてはならない一戦。勝てればいいが、ドローでもOKの試合だったのに…。反対に相手を勢いづかせる敗戦とは。。残念である。

 前半から、前節FC東京戦の前半を見ているようだった。パスミスが多く、せっかく前線にボールを運んでもシュートを打たない。思い切りが良くない。運動量も少なく、パスを待ち構えているところを相手にプレスをかけられてボールを失う。悪循環だ。

 対するセレッソは、積極的にシュートを打ち、プレーの思い切りの良さが印象に残った。残留争いをしているチームの、死にもの狂いの怖さを思い知った。ゲーム前から警戒していたのだが、悪い予感は的中した。ゴール前でもっと積極性が欲しかった。シュートを打てば流れが変わるかもしれなかった場面もいくつかあった。

 これで勝ち点は30と変わらず。降格圏の15位アビスパ福岡&セレッソ大阪とは勝ち点で8点差。残り6試合である。まだ福岡、京都と直接対決があるので、残留争いは全く予断を許さなくなった。この2チームには最低ドロー以上と、あと2勝。何としても上げてほしい。もうJ2降格はご免である。

明日未明にクラシコ2006/10/22 17:55

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)のグループリーグ、アウェーのチェルシー戦で1-0と痛い敗戦を喫したバルサ。しかし、リーガでは第6節ホームのセビリア戦に3-1勝利。好調セビリア相手に、8月にモナコで開催された欧州スーペル・コパの借りを返した。2位バレンシアの敗戦で勝ち点差は3となった。

 バルサもエトーの離脱などで本調子ではないが、対するレアル・マドリーもCLでは大勝したものの、リーガ前節にはヘタフェに不覚を取り敗戦。バルサとは勝ち点5差がついた。シーズン前に戦力補強をしたものの、これまでの戦いぶりもあまり芳しくない。

 しかし、このクラシコ(FCバルセロナvsレアル・マドリード)は、それぞれの試合前のチーム状態は当てにならない。両チーム意地と意地のぶつかり合いだからだ。1回は見に行かなければならないが、年に2回、スタジアムは異様な雰囲気に包まれる。そして今回はレアル・マドリーのホーム、サンチャゴ・ベルナベウで行われる。

 前回のベルナベウ・クラシコは0-3でバルサの圧勝。乗りに乗ったロナウジーニョがレアル・マドリーDF陣を翻弄して2ゴール。レアル・マドリー・サポーターから拍手をもらったあの試合だ。さて、試合結果やいかに。楽しみである。