第5節ビルバオ戦は1-3勝利2006/10/01 18:29

 ここのところチーム状態が下降していたバルサだったが、アウェーの難所サン・マメスでのビルバオ戦は1-3と勝利を収めることができた。しかし、内容的には芳しくなかった。前半キックオフからビルバオに押し込まれ、前半10分に失点。その後も、度々ゴール前までボールを運ばれ、バルサは危ない場面を迎えていた。

 しかし前半19分、カウンターからゴール前に攻め込んだグジョンセンをビルバオDFが引っかけ、一発レッドカードで退場となった。数的有利となったバルサは、この後試合を支配してビルバオゴールに迫っていった。前半ロスタイム、相手のオウンゴール(プジョルのゴールかと思った)で同点となり前半が終了。

 後半はバルサペースで試合が進み、後半15分シャビからグジョンセンのゴールで逆転。さらに、グジョンセンに代わって投入されたサビオラがゴール前でフリーになってゴール。1-3に。これで試合は完全に決まった。少し前まで構想外だったサビオラだが、ここに来て存在感が増しそうである。

 エトーの離脱後最初の試合だったので、内容が悪くても勝ったことが良かった。エトーの代役グジョンセンが1ゴール1アシストと活躍。後半に投入されたサビオラも1ゴールと結果も出したことは明るいニュース。来週は代表戦ウィークなので、じっくりとチームの問題点を修正し、コンディションを上げて次戦に備えてほしい。早くバルサらしいサッカーを堪能したいものである。

 バルサには直接関係がないが、今夜(日本時間明日未明)はマドリード・ダービーがある。レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードとのダービー戦で、レアル・マドリーのホーム、サンチャゴ・ベルナベウでの試合である。最近はレアル・マドリーが勝ち続けているので、そろそろアトレティコにも勝ってほしいものだ。バルサ・キラーの異名を持つフェルナンド・トーレスにも、そろそろレアル・マドリー戦でゴールを決めてもらわないと。

親善試合・ガーナ戦2006/10/07 16:12

 ガーナと言えば、ドイツ・ワールドカップのグループリーグでチェコ、アメリカを撃破し、アフリカ勢で唯一決勝トーナメントに進んだチーム。現時点でのアフリカ最強チームである。さらに、その時のメンバーがほとんど来日している。エシエン、アッピアー、ムンタリ、ジャンら、ヨーロッパで活躍している有名選手も含まれている。

 先発メンバーには、代表初招集のDF水本、MF山岸とMFの今野がDFラインに入った。そして、我らが佐藤寿人も代表初先発だ。前半キックオフ。立ち上がりは静かな展開。ガーナも前からガンガン来ない。アイドリング中といった感じだ。

 ガーナ代表、ボール扱いはうまい。難しいことをするというよりも、ボールをキープしたり前に運んだりの基本技術がしっかりしている。日本もガーナの浅いDFラインを突破するべく素早く組織力で対抗しようとするのだが、最後のところが決まらない。右サイドで先発した駒野は、これまでに出場した試合の中でも一番の存在感を見せつけていた。

 後半になるとガーナもエンジンが暖まってきたようで、動きがよくなってきた。日本がかなり押し込まれる時間帯が続いたが、急造DF陣がガーナのスピードに振り切られて失点。その後は、エンジン回転数を落としたガーナが引いて無理をしない展開に。しかし、相手ボールになるとなかなかいい形でボールが奪えない。やはりガーナはうまい。

 結局、0-1で試合終了。チーム立ち上げのこの時期、メンバーもそろわない中で格上のガーナ相手に健闘したといえるだろう。まだまだこれからだ。

瀬戸内周回ツーリング2006/10/08 19:52

 コースは、自宅→R54→広島IC→山陽自動車道→奥屋PA→道口PA→倉敷JCT→瀬戸中央自動車道→水島IC(3050円)→県道62号玉野福田線→ 玉野→宇野港(1430円)→宇高国道フェリー→高松港→高松駅(讃岐うどん670円)→県道33号→県道176号→高松西IC→高松自動車道→府中湖PA→ 川之江JCT→松山自動車道→石鎚山SA→いよ小松IC→今治小松自動車道→東予丹原IC(2450円)→周桑今治広域農道→今治→R196→ 県道38号今治波方港線→波方港(1900円)→中・四国フェリー→竹原港→R185→竹原→R432→新庄三差路→R432→河内IC→ 山陽自動車道→奥屋PA→広島IC(950円)→R54→自宅

 せっかくの3連休である。天気は終日良好。おまけに気候も上々。1年のうち、そんなに数多くないバイク日和。走らないわけにはいかない。前日まで、十数年前からの懸案事項であった小豆島行きを計画していたのだが、日帰りではきついことが判明。残念だが、またの機会に。しかし、そっち方面には行きたいので、高松まで走ることにした。

 山陽自動車道はそこそこ混んでいたが、河内を過ぎると徐々に交通量は減少。天気は快晴。陽気もいい。耳栓をして走るので、静かにおだやかに走ることができた。倉敷JCTから瀬戸中央自動車道に入るが、交通量は激減。3連休の中日、どう見ても採算は取れていないだろう。

 今回のツーリングでは、四国への往復はフェリーを使うことにした。バイクの場合、フェリーの航走料金が安いのと、1時間あまり船内で小休止ができるので都合がよいのだ。高速でバーっと走ってフェリーで休む。いいリズムが刻める。

 宇野港に着くとフェリーが出港寸前だった。すぐに乗船手続きをして船内へ。バイクは3台。ほどほどに人も乗っていて、船内は快適である。高松に着いて駅前のうどん屋に入る。高松に来たら讃岐うどんを食べなくては。うどん定食を注文。麺にこしがあってうまい。

 高松自動車道、松山自動車道と淡々と走る。右手に青い瀬戸内海、左手には四国山脈も見える。マシンは快調だ。あっという間に伊予小松ICを通過。今治小松自動車道に入るが、節約をして東予丹原ICで降りた。今治までは、市街地の通り抜けで渋滞のあるR196ではなく、広域農道を使った。これは快適。

 波方港に着いたのはフェリー出港10分前。まさにちょうどよい時間だ。すぐに乗船手続きを済ませて船内へ。宇高国道フェリーよりもさらに空いていた。しばし休憩。その後はよく使う山陽自動車道経由で広島へ。心配していた広島ICの渋滞はさほどでもなく安堵した。

 給油1:179.5km;7.89L;22.75km/L、給油2:218.5km;8.87L;24.63km/L、走行距離:398.0km、オドメーター:14633km

大山登頂2006/10/14 22:30

 今シーズン2度目の山歩き。今回は秋の大山登山である。日本百名山にも選ばれている中国地方の秀峰だ。今回も同行者は職場の同僚とその息子。男3人で秋の大山を登ってきた。

 天気は朝から快晴。天気予報でも終日良好である。大山までのアプローチは、山陽自動車道を広島ICから庄原ICまで利用し、そこからはR183→R181と一般道で大山まで走った。大山元谷下の駐車場は既に満車だったので、少し遠くなる大山寺下の駐車場に停めた。

 登山口から夏山登山道に入ると、登山道保護のためかずっと階段状になった登山道が続く。一見歩きやすそうに見えて、歩くと意外とつらい。でもしょうがない。1合目から順番に休憩を取りつつ歩いていく。下の方はまだ緑色の葉だったが、三合目あたりから急速に紅葉は進んでいった。

 6合目あたりから山腹にガスがまとわり始め、下界の視界が悪くなった。しかし、白い雲の向こうに青い水平線が見えていて、なかなか幻想的な眺めを見ることができた。

 山頂の稜線上に出ると緩やかな木道が続く。風も強くなり体感気温も下がってきた。しかし、平年と比べるとまだまだ気温は高いようだ。無事弥山山頂着。雲の合間から下界が見える。立ち入り禁止用ロープの向こうには、剣が峰も見える。それにしても登山客が多い。団体客も相当いるようだ。

 下りは団体客をスルーしながら歩いていった。短い木道の道を過ぎると、ずっと階段状の登山道が続くので、運動不足の足には厳しい。あまり休憩を取らずに下ったので、2合目あたりでかなり足が厳しくなった。登山口に着いた時は、正直ほっとした。登山の後は、観光案内所で教えてもらった温泉で汗を流す。今日もいい一日だった。

サンフレッチェ広島vsFC東京 ○(5:2)2006/10/15 20:49

 J1リーグ第27節、サンフレッチェ広島vsFC東京戦は5-2でサンフレッチェ広島の逆転勝ち。FC東京はJ1順位表ですぐ上の相手。おまけに前節は勝利したとは言え、調子を落としている相手だ。J1残留に向け、どうしても勝ち点3を取らなければならない一戦だったが、勝てて良かった。

 立ち上がりはFC東京のペースで始まった。サンフレッチェは自陣でパスミスを繰り返し、ファールを取られ続ける展開。運動量が少なく、ボールも動かない。いやな流れが続く中、前半9分、CKのこぼれ球をジャーンに決められ失点。0-1に。その後、前半13分にも梶山にPエリア外からシュートを打たれて連続失点。早くも0-2になった。前半20分までで3失点したホームの川崎戦が脳裏に浮かんだ。

 次失点したら負けるだろう。スタジアムは思い雰囲気に包まれ、気分は最悪だ。1点ならまだしも立て続けにもう1点とは…。内容も極めて悪い。「もう帰った方がいいかも…」と思ったぐらいだ。しかし前半21分、DFラインを抜け出した佐藤寿人が柏木のクロスを合わせてゴール。1-2に。スタンドから見てオフサイドかと思ったがラッキーだった。その後は両者交互に攻め合いつつ一進一退の展開が続き、前半終了。

 後半は一転してサンフレッチェのペース。負傷の駒野に代わって入った李漢宰が右サイドで度々フリーになり、ゴールに迫っていく。決定的なクロスを上げ続け、後半18分にはクロスの折り返しをウェズレイが押し込んで2-2の同点に。その後も、敵陣深く入り込み、押せ押せの展開になった。その2分後には、そんな流れに乗って李漢宰が3-2となる逆転ゴールをたたき込んだ。控えで途中出場組のハンジェだったが、今日は素晴らしかった。得点だけでなく、自身の豊富な運動量がチームに伝染したみたいだった。

 後半26分には、森崎浩司がゴール。4-2に。スタジアムは前半とは一転して明るいムードに包まれている。その後もサンフレッチェがボールを支配し、攻め続ける展開が続いた。後半30分を過ぎるとFC東京の運動量が落ち、さらにサンフレッチェのサッカーが良くなった。攻守の切り替えも早く、攻撃時には何人もがゴールに迫っていく。見ていてわくわくするような攻撃だ。

 ロスタイムには、決定機を外していたウェズレイのゴールが決まり、5-2に。前半はどうなることかと気をもんだが、後半は一気に盛り返して、終わってみれば大勝。貴重な勝ち点3をゲットした。これで通算の勝ち点は30になった。残り試合は7。まだまだ安心とは言えないが、明るい希望も見えてきた。

 これからは降格圏内のチームとの対戦がある。そこでは絶対に負けてはならない。下位チームに3勝できれば、残留はほぼ確定できるのだが。。

最下位相手に大敗…2006/10/22 17:20

 恐れていたことが起こった。第28節アウェーのセレッソ大阪戦は2-4で敗戦。おまけに4失点の大敗である。残留を争っている下位3チーム相手なので絶対に負けてはならない一戦。勝てればいいが、ドローでもOKの試合だったのに…。反対に相手を勢いづかせる敗戦とは。。残念である。

 前半から、前節FC東京戦の前半を見ているようだった。パスミスが多く、せっかく前線にボールを運んでもシュートを打たない。思い切りが良くない。運動量も少なく、パスを待ち構えているところを相手にプレスをかけられてボールを失う。悪循環だ。

 対するセレッソは、積極的にシュートを打ち、プレーの思い切りの良さが印象に残った。残留争いをしているチームの、死にもの狂いの怖さを思い知った。ゲーム前から警戒していたのだが、悪い予感は的中した。ゴール前でもっと積極性が欲しかった。シュートを打てば流れが変わるかもしれなかった場面もいくつかあった。

 これで勝ち点は30と変わらず。降格圏の15位アビスパ福岡&セレッソ大阪とは勝ち点で8点差。残り6試合である。まだ福岡、京都と直接対決があるので、残留争いは全く予断を許さなくなった。この2チームには最低ドロー以上と、あと2勝。何としても上げてほしい。もうJ2降格はご免である。

明日未明にクラシコ2006/10/22 17:55

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)のグループリーグ、アウェーのチェルシー戦で1-0と痛い敗戦を喫したバルサ。しかし、リーガでは第6節ホームのセビリア戦に3-1勝利。好調セビリア相手に、8月にモナコで開催された欧州スーペル・コパの借りを返した。2位バレンシアの敗戦で勝ち点差は3となった。

 バルサもエトーの離脱などで本調子ではないが、対するレアル・マドリーもCLでは大勝したものの、リーガ前節にはヘタフェに不覚を取り敗戦。バルサとは勝ち点5差がついた。シーズン前に戦力補強をしたものの、これまでの戦いぶりもあまり芳しくない。

 しかし、このクラシコ(FCバルセロナvsレアル・マドリード)は、それぞれの試合前のチーム状態は当てにならない。両チーム意地と意地のぶつかり合いだからだ。1回は見に行かなければならないが、年に2回、スタジアムは異様な雰囲気に包まれる。そして今回はレアル・マドリーのホーム、サンチャゴ・ベルナベウで行われる。

 前回のベルナベウ・クラシコは0-3でバルサの圧勝。乗りに乗ったロナウジーニョがレアル・マドリーDF陣を翻弄して2ゴール。レアル・マドリー・サポーターから拍手をもらったあの試合だ。さて、試合結果やいかに。楽しみである。

サンフレッチェ広島vs横浜Fマリノス ○(3:0)2006/10/28 19:44

 J1リーグ第29節、サンフレッチェ広島vs横浜Fマリノス戦は3-0でサンフレッチェ広島の快勝。現在J1で9位とは言え、現や元日本代表選手をずらりと揃える強豪チームである。いわゆる格上相手の試合だ。過去の対戦成績も極めて悪い。しかし、名前や勢いで負けてはいけない。戦う気持ちと運動量で対抗すればいい。

 序盤はやはりと言うべきか、マリノスのペースでスタート。サンフレッチェは動きも悪く、パスミスも出てマリノスに押し込まれる展開になった。これはどうにかならないものか。そんな中、前半7分にマリノスの決定機が訪れたが、下田が好セーブ。先制されなくて良かった。これが決まっていたら、かなりやばかった。いつもながら下田は素晴らしい。

 その後も押し込まれながらマリノスペースの展開が続いていたが、前半14分ウェズレイの直接FKが見事に決まり、サンフレッチェが先制に成功。押し込まれていた展開の中での見事な先制ゴール。最初に訪れた決定機を決められたのはラッキーだった。その後はサンフレッチェの守備も安定し、マリノスがボールは支配するものの攻めあぐねる展開になった。先制してサンフレッチェは楽になった。狙っていたプラン通りの試合運びができているように見えた。

 後半立ち上がりは再びマリノスペースで始まったが、後半5分ウェズレイがマークの2人を引き連れながら中央をぐいぐい突破。左に流れて中央フリーの寿人に送り、ゴール。2-0になった。いまいち流れが良くなかった時間帯での追加点。いい感じだ。ぐいぐいと敵陣を切り裂く馬力あるドリブル。ほんとウェズレイはすごい。思わずうなってしまった。

 その後も前に出ざるを得ないマリノスがボールを支配するものの、サンフレッチェもカウンターからチャンスを作り出す。思い通りの展開だ。次第に相手の運動量も落ちてきて、サンフレッチェのボール支配率も上がってきた。終盤の苦しい時間帯、後半29分には服部がPエリアでキープし中央に送る。ウェズレイがきっちり決めて3-0に。ウェズレイはこの日2ゴール1アシスト。あんたは素晴らしい。

 試合はそのまま3-0で終了。サンフレッチェの快勝だった。素晴らしい内容のゲーム。今シーズンのベストゲームかもしれない。この日はチーム全体の運動量も多く、球際も負けないで良かった。シュートも積極的に打った。集中力もあった。前節アウェーで残留を争うセレッソ大阪にいいところなく大敗したが、こんなゲームもできるのだ。自信を持って戦ってほしい。

 これで勝ち点は33になった。下位のアビスパ福岡とセレッソ大阪が共に勝ったので勝ち点差は縮まらなかったが、残り試合は1つ減る。次節アウェーのアビスパ福岡戦と次々節ホームの京都パープルサンガ戦が残留確定に向けたヤマ場となる。いわゆる“絶対に負けられない戦い”である。仮に引き分け以上であれば、残留はほぼ決まりだろう。

クラシコは完敗2006/10/28 19:57

 ベルナベウ・クラシコは2-0でバルサの完敗。守備を固めたレアル・マドリーにカウンターで沈められた。内容もいまいち。次回カンプノウ・クラシコに期待しよう。